貸付型ファンドのリスク開示とは?出資前の確認ポイント

免責事項:本記事は情報提供を目的としており、将来の運用成果や元本の返還を保証するものではありません。出資に際しては、契約締結前交付書面等を十分にご確認ください。※元本保証ではありません。投資にはリスクがあります。

貸付型ファンドを検討するとき、利回りだけでなく、どんなリスクがあるか、その情報はどこで見られるかが問われます。Instacashでは「リスク情報を開示」「必要事項を事前に提供」と表示されます。必要事項は、出資申込みの前に契約締結前交付書面などを通じて提供されます。出資者が事前に書類を提出する、という意味ではありません。

この記事でわかること

· 貸付型ファンドにおけるリスク開示の意味

· なぜ、出資前にリスク情報が必要なのか

· 交付書面で確認したいポイント

貸付型ファンドのリスク情報の開示とは

リスク情報の開示とは、分配の遅れや元本割れなど、出資判断に必要なリスクと条件を、あらかじめ出資者に示すことです。Instacashの表示では、事業者が、申込みの前に必要事項を提供する、という位置づけとなっています。

仕組みの全体は、貸付型ファンドとは?仕組みと始め方で整理しています。一覧や広告だけでは足りず、判断の中心は各ファンドの契約締結前交付書面です。

なぜリスク開示が必要なのか

貸付型ファンドでは、出資者は借り手の事業を自分で調べにくい、という構造があります。利回りの数字だけでは、資金が誰に、何の目的で、どの期間使われるかを判断できません。

そのため、申込みの前にリスクや条件などを書面で確認できることが前提となります。開示の役割は、判断材料を事前に提供することです。リスクをなくすことではありません。

開示されているからといって、元本が戻ることや、目標利回りどおりの分配が約束されるわけではありません。借り手の状況変化などにより、分配の遅延・減額や元本割れは起こり得ます。

出資前に確認したいポイント

事前提供の場は、主に契約締結前交付書面です。検討中のファンドの記載を見てください。

確認すること見るポイント
想定されるリスク分配の遅延・減額や元本割れがあり得ること
目標利回り目標値であり、実際の分配を保証しない
資金使途・関係者誰に、何の目的で使われるか。グループ法人が関与する場合の利益相反
運用期間・解約資金が拘束される期間。途中解約は原則としてできない
分別管理分別管理は元本保証を意味しない
クーリングオフ申込日起算で可能な場合がある。可否は交付書面で確認する

海外の事業や関係者が関与する場合の見方は、カントリーリスクとは?海外リスクの見で整理しています。

判断材料は「開示があるから」ではなく、書面の内容と余裕資金の範囲か、です。

Instacash(インスタキャッシュ株式会社)は、関東財務局長(金商)第3435号の第二種金融商品取引業者で、一般社団法人第二種金融商品取引業協会に加入しています。匿名組合契約に基づく貸付型ファンドを取り扱います。登録やリスク情報の開示は、推薦や元本保証を意味しません。詳細は各ファンドの契約締結前交付書面をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 貸付型ファンドにはどんなリスクがありますか?

A. 借り手の状況により、分配の遅延・減額や元本割れが起こり得ます。運用期間中の途中解約は原則としてできません。

Q. 貸付型ファンドは元本保証ですか?

A. いいえ。預金ではなく、元本は保証されません。リスク情報の開示も、元本や分配を保証するものではありません。

Q. リスク情報はどこで確認できますか?

A. 主に契約締結前交付書面と各ファンドの開示資料です。申込みの前に、当該ファンドの書面を確認してください。

Q. リスクが開示されていれば問題ないですか?

A. いいえ。開示は判断材料であり、リスクがなくなることではありません。書面の内容と余裕資金の範囲で判断してください。

まとめ

貸付型ファンドでは、利回りだけでなく、リスク情報を出資前に確認することが判断の前提になります。Instacashの「リスク情報を開示」「必要事項を事前に提供」は、申込み前に交付書面などで必要事項が提供されることを示す表示です。

開示の目的は判断材料を提供することであり、元本や分配を保証することではありません。申込み前は交付書面でリスク、資金使途、目標利回り、解約条件を確認し、余裕資金の範囲で判断してください。

参考文献

1. 金融庁「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」

2. Instacash「会社概要」

3. 一般社団法人第二種金融商品取引業協会「貸付型ファンドに関するQ&A」